インテルがアルナウトビッチの買い取り義務付きのレンタル獲得!「トロフィーをもたらしたい」

[写真:Getty Images]

インテルは16日、ボローニャからオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(34)を1年間のレンタル移籍で獲得した。

なお、今回の契約には特定の条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれており、移籍金は1000万ユーロ(約16億円)になるという。

母国オーストリア、オランダ、ドイツ、イングランド、中国、そしてイタリアでのプレー経験を持つアルナウトビッチ。世界を渡り歩く孤高のストライカーは2021-22シーズンに加入したボローニャでリーグ戦における自己最多となる14ゴールを記録した。

昨シーズンも開幕から6試合で6ゴールの順調な滑り出しだったが、ケガもあり公式戦23試合の出場にとどまったが、10ゴールと2年連続でセリエA2桁得点をマークしていた。

なお、アルナウトビッチは若き日の2009-10シーズンに1年間だけインテルに在籍。当時まだ20歳だったストライカーは、チャンピオンズリーグ(CL)を制し、トレブルも成し遂げるほど充実したスカッドを誇っていたチームでほとんどチャンスを貰えなかった。

13年ぶりの帰還となったアルナウトビッチは、公式サイトのインタビューで以下のように喜びを語った。

「またインテルでプレーできることは、僕にとってとても光栄なことなんだ。13年前にここにいたときは、選手というよりファンだったが、今はチームを助け、勝利するためにここにいる。僕は勝つためにここに来た、インテルでは必ず勝たなければならないし、トロフィーをもたらしたい」

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