夏の夜の華、思い乗せ彩る 大石田まつり、最上川花火大会

20号玉10連発で締めくくった大石田まつり最上川花火大会=大石田町

 大石田まつり最上川花火大会が16日夜、大石田町の最上川河畔で開かれ、4年ぶりに復活した目玉の「20号玉10連発」など約2千発が夏の夜空を彩った。

 音楽に合わせて打ち上げる「創造花火」で開幕し、誕生や成人を祝う記念花火、特大のスターマインなどが下河原河川敷から続々と打ち上げられた。クライマックスは、町民などから協賛を募った20号玉の10連発。直径約450メートルの大輪が夜空に咲くと観客は歓声を上げ、大きな拍手を送っていた。

 花火大会は最上川に架かる大橋の完成を祝い、1931(昭和6)年に始まった。

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