豊作願い「鹿ん舞」や優雅な「ヒーヤイ」奉納 ユネスコ無形文化遺産「徳山の盆踊」=静岡・川根本町

2022年ユネスコの無形文化遺産に登録された「徳山の盆踊」が、8月16日夜、川根本町の浅間神社で奉納されました。

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「徳山の盆踊」は川根本町の徳山地区で400年以上受け継がれている伝統芸能で、2022年ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

新型コロナの影響で中止や規模縮小を余儀なくされる中、2023年は台風で延期されたものの、4年ぶりに従来の形で行われました。

「鹿ん舞(しかんまい)」は作物を荒らす獣を追い払い、豊作を願ったのが始まりとされ、「ヒーヤイ」は女子 小・中学生が優雅な踊りを奉納します。

<鹿ん舞鹿役(15)>
「これだけにぎやかなのは初めてで、踊っていて楽しかった」

地元の人たちは雨の中、久々に行われた夜の芸能を楽しんでいました。

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