こんな男性には要注意!「未練がましい人の特徴」&執着されないための対処法

交際関係にあっても、恋人未満の状態でも、気持ちが衝突して苦い別れを迎えた女性のことを忘れられずに未練を引きずる男性は実際に多いものです。

やり直したい気持ちがあっても素直に伝えられず、女性の思いを探っては好意を引っ張ろうとするやり方では、女性のほうも窮屈ですよね。

未練を持つのは相手の問題ですが、接触を持たれたときは相手の接し方に気をつけましょう。

今回は、要注意な男性の振る舞いと上手な対処方法についてご紹介します。

未練がましい男性の特徴

悪い言い方をすれば、尾を引く愛情を「自分を変える力」にするのではなく、「相手を操作して自分を受け入れさせること」にするのがいわゆる「未練がましい男性」です。

交際に至っていてもいなくても、好意を向けていた女性に去られたときの自分のまま、何とかして女性の気を引きたいとあれこれ考えます。

「忘れることができない」「まだ好きだ」と思う気持ちを正面から受け止め、女性と改めていい関係を持ちたいと思う男性は、未練を前向きな自分にするための行動をします。

一方で、未練がましい男性はそもそも自分に問題があるとは思っておらず、関係が終わったのはどこかで「相手のせい」「自分は悪くなかった」と考えているため、昇華できない思いを相手の変化に頼ることにぶつけます。

未練は男女関係なく生まれるもので、持つことが悪いわけでは決してありませんが、やり方を間違えると以前よりさらに関係が悪化したり、自分も自信を失ったりといいことはありません。

「悪い未練」とは関係の責任を相手に押し付けることです。自分が変わらないまま関係を「何とかしようとする」男性には、女性を操作したがる振る舞いが見えます。

未練がましい男性の、どんな接し方に気をつければいいのでしょうか。

こんな未練がましい行動にはどう対応する?

1: あえて別の女性の話題を持ち出す

筆者が実際に知っているケースでは、「いまキャバクラに通っていて仲良くしている女性がいる」「◯◯さんからLINEがよく来るし、この間も食事に行ってきた」など、未練を向ける女性に対してわざわざ別の人の話題を出しては反応を探る男性がいます。

未練がないのであれば普通の世間話ですが、首をひねるのはまったく関係ない話題でも無理やり別の人を登場させるような場合。その人に関心を向けている自分を、こちらがどう受け止めるかを知りたがっているのです。

未練があっても本人にそう伝えるのが怖く、また自分が向ける気持ちより「相手にどう思われているか」を気にするため、わざわざ石を置くような会話を押し付けます。

こんなときは、「そうなんだ」とだけ返して別の話題を振るのが最善。興味がありませんとアピールすることで、いずれ男性のほうが疲れてきます。

2: ほかの男性の話を嫌がる

好きな人が自分以外の異性に熱を上げているような話は誰だって聞きたくないと思うものですが、未練がましい男性の場合は「ふたたびこの人を手に入れたい」という気持ちが強いため一層に強い拒否感を示すのを見聞きします。

特に親密さがわかるような内容でなくても「へえ」「あっそう」と嫌そうな声で返したり、「じゃあそいつと付き合えばいい」とすぐに極端な結果を持ち出したり、女性の話に耳を傾ける姿勢がありません。

未練がましい男性の場合は「自分以外の異性の話を極度に嫌がる」姿がよくあり、女性が別の男性と親しくなることが怖いのですね。

好意があるからこそ出る拒否感ですが、冷静に聞こうとしない、すぐに嫌な言葉を返してくるようなときは、会話そのものを切ってしまうのが正解です。

自分との話しかしたがらない男性は、視野が狭く自分の満足しか求めていないといえます。

3: 思い通りにならないと不機嫌になる

たとえば、些細なすれ違いでもおおごとにして女性を責める、自分は声をかけないのに誘ってこないことに怒りをぶつけるような身勝手さを見せるのが、未練がましい男性です。

早く振り向かせたいと思うからこそ思い通りにならない場面では不機嫌さを全開にします。

本当に女性のことが好きで改めていい関係を築きたいと思えば、うまくいかないときでも辛抱強くお互いの気持ちを確認しあう力を持てるものです。

そうではなく、女性が自分に従うことを求める、言うことを聞くことでのみつながりが続くような接し方をする男性は、そもそも女性を対等と思っていません。

未練を持っているのは自分のほうなのに、「これでは前と変わらない」「以前よりもひどい」と女性が感じることに気が付かないのですね。

自分の思い通りにならないと不機嫌になるような男性とは、いい関係が想像できるはずがありません。

悪い未練は支配となって出るため、ストレスのあるつながりだと感じたらこちらから身を引くのが自分のためといえます。

4: 謝罪ができない

未練がましい男性は、つながりをより強く求めてくる反面冷静に自分の姿を見る余裕がないため、間違いやミスがあっても謝ることができません。

「受け入れてほしい」という気持ちが強くなると、間違えた自分は「嫌われる」「呆れられる」とネガティブ一直線の想像しかできず、謝罪はそんな自分を認める行為となるため避けるのですね。

ミスは誰でもするものであり、何かあったときに誠実に対応することが本当の好意ですが、それよりも「間違えた自分」そのものをなかったことにしたがるのが、未練がましい男性です。

こんな自分でも好きになってほしいという甘えであり、女性側の好意に依存している状態では、復縁を考えることはできないですよね。

謝罪ができないのはその人の弱さです。未練がましい男性ほど女性の気持ちを無視して自分を受け入れさせることを要求するため、窮屈だなと感じたら距離を置きましょう。

5: 「好き」と言わせようとする

未練がましい男性に多いのが、復縁を女性側から提案させようとする姿。

ふたたび仲良くなり親密度が育っていっても、肝心な場面で本心や本音を伝えることを避け、先に女性に気持ちを言わせようとします。

「復縁を求められた側」でいたいのは関係に責任を持ちたくないからで、女性の気持ちを知ってから自分の思いも決めたいのですね。

本当に女性のことが好きなら、ストレートに「好きだ」と伝える自分に胸を張れるはず。

自分に自信がないため、関係のリードを女性任せにするのが未練がましい男性の特徴といえます。

こちらが復縁を提案しないと先に進めない、こちらの「告白待ち」だと気づいたときは、思い切って遠ざけてみるのも一つの手。

関係は対等であり、片方の行動に状態を委ねるような男性とは復縁しても幸せな恋愛はできない、と心得ましょう。

縁の切れた相手に未練を持つ自分を自覚すると、それが弱さとなり素直に思いを伝えられなくなるのは、男女関係なくありえます。

それでも、やり直したいのであれば自分を変えて前向きに関わるのが本来の愛情であり、相手を尊重する姿勢です。

それが見えない男性とは、よりを戻しても結局また別れる可能性が高いことを、忘れてはいけません。

(mimot.(ミモット)/ 弘田 香)

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