津幡で24人食中毒 大滝観光流しそうめんで食事

 石川県は17日、津幡町の飲食店「大滝観光流しそうめん」で食事した2歳から50代までの男女24人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えたと発表した。14人が医療機関を受診した。入院した人はおらず、いずれも回復傾向にある。県は原因を調べるとともに、同店を17日から3日間の営業停止処分とした。

 県によると、白山市、かほく市、富山県内の計5グループ29人が、11~12日に同店でそうめんやイワナの塩焼き、かき氷、ウインナーを食べ、24人に症状が出た。富山県在住者が16日に石川中央保健福祉センターに連絡して発覚した。

 県内で今年度に発生した食中毒は8件49人となった。

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