【シンガポール】9月の大統領選挙、3人が立候補資格取得[政治]

シンガポール選挙局は18日、来月実施する大統領選挙で、立候補に必要な資格認定を申請した6人のうち、3人に認定を付与すると発表した。

資格を得たのは、政府系投資会社GICの元最高投資責任者(CIO)のウン・コックソン氏、前上級相兼社会政策調整相のターマン・シャンムガラトナム氏、全国労働組合会議(NTUC)系の保険会社NTUCインカムの元最高経営責任者(CEO)であるタン・キンリアン氏だ。

大統領選挙に立候補するには、選挙局が定める条件を満たす必要がある。同局は声明で、3人はそれぞれの分野での経験と能力が申し分なく、いずれも誠実で人格者であり、評判も良いと評価した。

資格認定を申請した他の3人のうち、民間出身の実業家ジョージ・ゴー氏については、これまでに経営してきた企業が「民間の大規模な組織を経営した経験」という条件を満たさないため、立候補資格がないと説明している。

大統領選挙の告示日は8月22日、投票日は9月1日。投票日は選挙関連法に基づき公休日となる。

© 株式会社NNA