「ユトリロ展」1万人突破!セレモニーで記念品贈呈・新潟市新津美術館 「白の時代」中心に70点展示、8月27日まで

1万人目の来場者に記念品を贈ったセレモニー=8月18日、新潟市秋葉区

 新潟市秋葉区の新潟市新津美術館で開催中の「生誕140年 ユトリロ展」(新潟市新津美術館、UX新潟テレビ21主催、新潟日報社共催)の来場者が8月18日、1万人を突破した。秋葉区の会社員、堀川賢一さん(56)と娘2人に記念品が贈られた。

 ユトリロは生涯にわたりフランスの風景を描き続けた画家。特徴的な白い壁の表現が人気を博した「白の時代」の作品を中心に、国内コレクション約70点が並んでいる。

 セレモニーでは松沢寿重館長が来場1万人目の証明書と展示の図録を手渡した。

 堀川さんは「家族で美術館に出かけるのは久しぶり。白の時代の作品が見たいと思って来た」と話した。長女(24)は「1万人目になって驚き。図録をもらえてうれしい。帰ってから家族でゆっくり見たい」と喜んでいた。

 8月27日まで。月曜休館。一般1200円、大学・高校生千円。中学生以下無料。問い合わせは市新津美術館、0250(25)1300。

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