昨季トレブル&W杯制覇のアルバレス、今季もモチベーションに揺らぎなし 「ハングリー精神は今もこの胸に」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが飽くなき情熱を滾らせている。クラブ公式サイトが伝えている。

地球上で最も幸せな2022-23シーズンを過ごしたフットボーラー、アルバレス。欧州上陸1年目のシティでチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含むトレブルを達成しただけでなく、アルゼンチン代表としてはカタール・ワールドカップ(W杯)も制覇した。

また、シティにおいては途中出場が多いなかでも公式戦49試合の出場で17ゴール5アシストを記録し、W杯では全7試合の出場で4ゴールをマーク。そんな実り多き1年を駆け抜けた直後のシーズンだが、開幕早々に結果を出している。

プレミアリーグ第1節・バーンリー戦でFWアーリング・ハーランドの追加点をお膳立てしていたなか、19日の第2節・ニューカッスル戦では31分に強烈な右足シュートを突き刺し、この1点を守り抜いたシティは1-0の勝利を収め、開幕2連勝とした。

2試合連続でフル出場とジョゼップ・グアルディオラ監督からの信頼も増したことが窺えるが、まだ23歳と若いアルバレスのモチベーションが揺らぐ様子はない。

「シティは昨シーズン、これまでほとんどのチームが達成できていないこと(トレブル)を成し遂げた。けど、少しでも良いプレーをしたいというハングリー精神は今も全員の胸に宿っている。2回目のトレブルか…難しさは十分に承知してるよ。順調なスタートが切れたし、今後も懸命に取り組むだけさ」

また、ハーランドをサポートするセカンドストライカーのような形での起用が続いていることに対してもポジティブに捉えている。

「昨季も何度か同じ形でプレーしたよ。チームを助けるには様々なポジション、動き方を学び、それに適応する必要がある。それがどの位置であろうとね。出番を貰えればそれだけで嬉しいし、最高の気分さ。これからもチームのためにベストを尽くしていくよ」

生命線の1人であるMFケビン・デ・ブライネがケガで離脱しているシティ。アルバレスにかかる期待は大きい。

© 株式会社シーソーゲーム