新型コロナ 高齢者の感染者割合28.5%と増加傾向 知事「注意が必要」

広島県内の新型コロナの感染状況について、湯崎知事は、「高齢者の感染者の割合が増えている」として注意を呼びかけました。

県の発表では今月7日から13日までの1週間に報告された新型コロナの患者は、1医療機関当たり11.94人で、2週連続で減少しています。

これについて湯崎知事は、「今後の動向に注意が必要だ」と話しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「見た目は減少傾向に見えるが、休日とかお盆の期間に医療機関が休診となっていたことから、見かけ上、減少しているだけの可能性もあると」

また、直近1週間では60代以上の高齢者の割合が28.5%と増加傾向にあるとして、懸念を示しました。

湯崎英彦 知事
「高齢者の方が入院割合が高いので、入院医療への負荷が大きくなるという恐れがあり、注意が必要と考えている」

そのうえであらためて基本的な感染対策の継続やワクチン接種の検討を呼びかけました。

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