【福島第一原発の処理水放出】湯崎知事「直接的な影響はない」

東京電力福島第一原発の処理水が早ければ24日にも海洋放出をされることを巡り、湯崎知事は広島県の海産物に対して「直接的な影響はない」との認識を示しました。

■岸田文雄首相

「具体的な放出時期については気象、海象条件に支障がなければ、8月24日を見込みます」

処理水の放出に伴う広島県の海産物に対する影響を問われ、湯崎知事は。

■広島県 湯崎英彦知事

「日本の海産物全体を例えば輸出・輸入制限するという動きになると、それ(広島も影響を受けること)は 可能性はありますけども、科学的な議論と離れた、政治的な部分となると思うので、それを含めて政府にはしっかりと対応して頂きたいとは思っていますが、直接的な影響というのはそういう意味ではあまりないと 思っています」

岸田首相は、風評被害や漁業関係者の不安に対しては「数十年の長期に渡り責任を持って取り組む」としています。

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