リヴァプールは、アルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターに科されていた3試合出場停止処分が撤回されたことを明らかにした。
マクアリスターは8月19日に行われたプレミアリーグ第2節ボーンマス戦に先発出場したが、58分にライアン・クリスティに仕掛けたタックルが危険とみなされて一発退場となり、3試合の出場停止処分が科されていた。
この判定について、チームを率いるユルゲン・クロップ監督が「レッドカードを出すための要件は何一つ満たされていなかった」と不満を述べ、またクラブ側は異議申し立てを行っていたが、独立規制委員会はこの異議申し立てを認め、マクアリスターは本来は出場停止となっていた8月27日の第3節ニューカッスル戦、9月3日の第4節アストンヴィラ戦、9月16日の第5節ウルブス戦に出場できることとなった。
ボーンマス戦でマクアリスターが退場処分を受けた際、クロップ監督はチームに合流したばかりの日本代表MF遠藤航を呼び、ピッチに送った。
想定外の形でのデビューながらチームに安定をもたらし、3-1での勝利に貢献した遠藤は評価を高め、次節以降、マクアリスターの代わりに先発出場する可能性もあったが、処分が撤回されたことで次節以降の遠藤の起用法にも影響が出てきそうだ。