ミトロビッチ退団のフルアム、ケアン獲得目指してユーベに接触か

[写真:Getty Images]

ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(23)にフルアムからの関心があるようだ。

昨シーズンは公式戦40試合に出場するなど、主力の一人に定着したケアン。一方で、2トップを採用するチームではセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ、イタリア代表MFフェデリコ・キエーザより序列が下となっており、噂されるベルギー代表FWロメル・ルカクやイタリア代表FWドメニコ・ベラルディの加入が実現した場合、出場機会減少が懸念されている。

ケアンに対してはミランやセビージャからの関心も囁かれる中、イタリア『カルチョメルカート』によるとフルアムが獲得に本腰を入れる可能性がある模様。セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチがサウジアラビアに去ったクラブは今夏の移籍市場で新たなストライカーを探している。

ユベントスは2025年夏まで契約を残すケアンの移籍金として、3000~3500万ユーロ(約47億4000万円~約55億3000万円)を希望。ミトロビッチ売却で5000万ユーロ(約79億2000万円)前後の移籍金を得ることになったフルアムは要求に応じる可能性もあると考えられる。

ケアン側もフルアム移籍を検討しており、代理人が交渉成立に向けて動き出しているとのこと。加入が実現すれば、エバートンに所属していた2019-20シーズン以来のプレミアリーグ復帰となる。

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