車いすでも楽しめる植物園がオープン!1000種類以上 世界各国の希少な植物が楽しめる(静岡・掛川市)

世界各国の希少な植物など約1000種類以上が展示されているバリアフリー対応の植物園が、静岡県掛川市にオープンしました。

(訪れた人)

「絶対にファンがいるから、全国の植物ファンが集まる、活気づくと思う」

奇妙な見た目の植物やサボテン、食虫植物など図鑑でしか見ることがないような不思議な姿の植物たち。8月、静岡県掛川市にオープンした植物園「オズマン」では1000種類以上を希少な植物を楽しむことができます。この植物園は、掛川市の人材派遣会社「リツアンSTC」が運営しているもので、倉庫だった建物をリノベーションした施設です。

その特徴のひとつが、植物の陳列棚やテーブルの高さです。車いすの利用者の目線に合わせ低く作られるなど、バリアフリーの対応となっています。

(訪れた人)

「(一般的な)植物園は坂がきつく、車いすだと落ちてしまいそうになる。フラットに作られていてすごく見やすい」

また、施設では障がい者雇用にも力を入れています。現在、2人の障がいがあるスタッフが、植物の水やりや接客を担当していて今後、人数を増やす予定だということです。

(リツアンSTC 広報 池島麻三子 さん)

「障がいのある人だけでなく、高校卒業したばかりのスタッフもいたり、多様な人が和気あいあいと働いている。ここだけはゆったりとした空間が流れている。ゆっくりとしていってほしい」

この施設では植物の販売も行っていて、高単価の植物を販売することで、障がい者の給与に還元していきたいと話しています。

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