今夏の北陸地方は雨少なすぎ…新潟市は7月下旬以降の降水量ゼロ、福井や石川も大幅減少 気象台が注意呼び掛け

 新潟地方気象台は8月24日午後3時、少雨に関する気象情報を発表した。北陸地方は7月下旬から降水量が少ない状態が続いているとして、農作物や水の管理などに注意するよう呼び掛けている。

 同気象台によると、北陸地方は7月下旬から高気圧に覆われて晴れる日が多くなっているため、降水量の少ない所が多くなっている。

 今後1週間程度の降水量は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けて雨が降る日もあるため、ほぼ平年並の見込み。ただ、これまでの少雨の状態が解消される可能性は小さいとして、農作物や水の管理などに十分に注意するよう求めている。

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7月21日~8月23日の降水量(速報値)

     降水量/平年値(ともにミリ) 石川・輪島   14.5 / 151.4(平年比10%) 新潟・相川    2.0 / 147.5(平年比1%) 新潟・新潟    0.0 / 181.1(平年比0%) 石川・金沢   40.0 / 172.5(平年比23%) 富山・伏木   24.0 / 180.1(平年比13%) 富山・富山   20.5 / 207.2(平年比10%) 新潟・高田    4.5 / 176.5(平年比3%) 福井・福井   45.0 / 161.0(平年比28%) 福井・敦賀 109.5 / 153.9(平年比71%)

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