富山市の海岸から北アルプスの雄山山頂(3003メートル)まで1日で走破する「立山登山マラニック」が、26日に行われた。県内外から集まった297人のランナーが大自然を楽しみながら力走した。
マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語で、大会は1998年から開催し、今大会で26回目。
同市の浜黒崎海岸から約65キロを走るマラニックの部に244人、立山カルデラ砂防博物館から約27キロ走るウオークの部には53人が出場した。
マラニックの部は、浜黒崎キャンプ場で出発式を行い、木山祥治実行委員長が激励。近年は悪天候の影響で大会の規模縮小を余儀なくされてきたことから、出場者は「今年こそ全員で山頂に行くぞ」と声をかけ合った。ランナーは午前4時ごろ一斉にスタートした。北日本新聞社後援。