富山駅北にスケボー場誕生、監修の中山選手(龍谷富山高)が技披露 28日から一般開放

記念イベントでデモンストレーションを繰り広げる中山選手=ニックスアーバンスケートパーク

 東京五輪スケートボード女子ストリート銅メダリストの中山楓奈(ふうな)選手(ムラサキスポーツ、龍谷富山高3年)が監修した「ニックスアーバンスケートパーク」が26日、富山駅北の親水広場(富山市湊入船町)にオープンした。パークで記念イベントがあり、中山選手らトップスケーターがデモンストレーションを繰り広げた。一般開放は28日から。

 イベントには中山選手と織田夢海(ゆめか)選手、松本浬璃(かいり)選手が参加。パークには初級・中級エリアと、中山選手が監修した上級者エリアがあり、3人は上級者エリアのセクションを使って多彩な技を披露した。中山選手は「思っていた通りのパークができた。楽しくマナーを守って使ってほしい」と話した。

 パークは総合建設コンサルタント「NiX JAPAN」(同市奥田新町、市森友明社長)が整備した。イベントに先立ち竣工(しゅんこう)式があり、市森社長や藤井裕久富山市長があいさつした。

 利用は当面無料で、平日は午前9時~午後9時、土・日曜と祝日は午前9時~午後10時に開放する。

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