「全く理解していない」先発デビューの遠藤航にクロップ監督が厳しい評価

[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ニューカッスル戦を振り返り、日本代表MF遠藤航に厳しい評価を下した。『EUROSPORT』が伝えた。

27日、プレミアリーグ第3節でリバプールはニューカッスルとアウェイで対戦した。

この試合で遠藤は初先発。前節緊急出場した中、今節はアレクシス・マク・アリスター、ドミニク・ソボスライと中盤を形成した。

試合は25分に先制を許すと、28分にはヴィルヒル・ファン・ダイクが厳しいジャッジにより一発退場。数的不利となっていた中、試合は進んでいく。

遠藤はアンカーのポジションでプレーも、試合のペースはニューカッスルに。リバプールはなかなかペースを掴めないでいると、58分に交代。試合は途中出場のダルウィン・ヌニェスが終盤に2ゴールを記録し、1-2で逆転勝利を収めていた。

試合後、クロップ監督はこの試合の選手たちについて語り、スクランブルで出場したDFジョー・ゴメスやファーストチームデビューを果たしたDFジャレル・クアンサーを称賛。一方で、先発デビューを果たした遠藤はまだ足りていないと語った。

「ジャレル・クアンサーが出場した。ジョー・ゴメスも早い時間に出場となり、素晴らしい試合をプレーした。彼を本当に嬉しく思っている」

「エンドウは、我々が実際に何をやっているのかを全く理解していない。マッカ(アレクシス・マク・アリスター)とドム(ドミニク・ソボスライ)の2人のインサイドハーフは素晴らしかった」

「ジオゴ(・ジョタ)はスペシャルなインパクトを与えた。時々与えた。時々こういうストーリーが書かれるが、11人で試合を終えることができれば、もっと嬉しい」

「今のところは素晴らしいと思う。私の歴史の中で、10人の状況でニューカッスル相手にああいった事になったことは一度もなかった。あの雰囲気、このスタジアムではクレイジーだ。来週はアストン・ビラだ。彼は狂ったように強い」

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