ナシの産地・世羅町では、ナシを害虫から守る防蛾灯が点灯され、世羅台地の夜を彩っています。世羅大豊農園では、40ヘクタールのナシ園で、日暮れとともに1600本の防蛾灯が灯されます。防蛾灯は、豊水など袋をかけずに栽培するナシを蛾から守るために点灯されます。蛾が嫌う黄色い光で、ナシの果汁が吸われるのを防ぐ仕組みです。
■世羅大豊農園 松村健立朗組合長
「一年間かけて大切に育てたナシなので、防蛾灯は欠かせない道具。」
防蛾灯は、ナシの収穫が終わる9月いっぱい灯され、世羅台地の夜を彩ります。
【2023年8月28日放送】