キム・ウビン 自身のファンの葬儀へ直接訪問 SNSでも「必ずまた会おう」と哀悼の意つづる

ドラマ「相続者たち」「私たちのブルース」などで知られる俳優のキム・ウビンが、この世を去った自身のファンの葬儀に参列し、哀悼した。

27日、キム・ウビンは自身のインスタグラムを更新。「晴れやかで明るかったxxさん、長い間いつもあなたが来てくれた道を、最後にあいさつしようと来てみたら本当に遠くて、つらい道だったんだなと今になって分かったよ」とつづった。

そして「ほんの少し前まで、笑ってあいさつしてくれたあなたの顔が思い浮かんで、胸がとても痛い。でもこれが別れだとは思わないよ。その場所ではいつも笑って、健康で幸せな1日を送ってほしい。再会したその時には写真をたくさん撮って、できなかった話をたくさんしよう」「あなたがとても楽しみにしていた新しい作品も、もっと頑張って作るよ。あなたが僕のファンであること、心からありがたいと思う。僕たち必ずまた会おう」と追悼の意を記した。

キム・ウビンはメッセージとともに、飛行機内から撮ったと思われる雲と空の写真と、そのファンからもらった手紙の入った封筒の写真を投稿している。

すると、ファンの妹だと名乗る女性がコメント欄に登場。「喪中に花輪が届いただけでもありがたいのに、直接訪ねて来て姉を見送ってくださって、本当に感謝します。いつも私の姉が覚えている、すてきな俳優でいてほしいです、応援してます」「そしてシン・ミナさんをはじめ、AM ENTERTAINMENT関係者の皆さまもありがとうございます。忘れません」と書き込み、キム・ウビンと交際中のシン・ミナからも哀悼を受けたとされる感謝の言葉が寄せられた。

キム・ウビンは2017年に鼻咽頭がんと診断され、2年の闘病生活を送った後、俳優業に復帰。最近のインタビューで当時を振り返り「命にかかわることだったので、怖かった」と素直に打ち明けていた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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