秋の味覚 イチジク「蓬莱柿」の収穫 糖度も高く玉太り良し(広島・江田島)

広島・江田島市で秋の味覚イチジクの収穫が最盛期を迎えています。

瀬戸内海を望む江田島市 切串地区では、温暖な気候を利用しておよそ30年前からイチジクの栽培が始まりました。現在では市内で30戸ほどの農家が栽培しています。

およそ15アールの畑で22本のイチジクを栽培している 奥本国三 さんです。収穫しているのは、実が星型に開く「蓬莱柿(ほうらいし)」という品種です。

奥本さんは、赤紫色に熟したイチジクを選び、ていねいに摘み取っていました。ことしは猛暑の影響が心配されましたが、適度に雨が降ったおかげで糖度も高く、玉太りもいいそうです。

江田島イチジク部会 奥本国三 部会長
「蓬莱柿は糖度が高いですよ。それにじゃっかん酸味が混じって本当、おいしいです。良好ですから、味は。ぜひ食べてください」

イチジクの収穫は10月いっぱい行われ、例年と同じおよそ20トンが広島市に出荷されるということです。

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