アトレティコがホイビュア獲得に執念、デッドラインDAYのフェリックス放出がカギに

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーはトッテナムのデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア(28)獲得を諦めていない。スペイン『Fichajes』が伝えている。

ここ数年のトッテナムで攻守の要だったホイビュア。2020-21シーズンの加入から3年連続でプレミアリーグ30試合以上に出場してきたボランチだが、今夏はアトレティコからの関心に始まり、トッテナム退団が囁かれてきた。

退団の噂は2023-24シーズンが幕を開けてから加速。開幕3試合で2試合の途中出場にとどまるなか、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)のバイエルン行きが迫るフルアムが後釜としてホイビュアを据えるとも報じられている。

スペイン『Relevo』によると、昨季終了直後からホイビュアへの関心が囁かれているアトレティコは現在も獲得を諦めておらず、移籍市場最終日となる1日に待ちに待った瞬間が訪れる可能性も。ただ、2選手の放出が大前提だという。

まずはベルギー代表MFヤニク・カラスコ(29)。こちらは移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏などがアル・シャバブへの完全移籍が目前と伝えており、移籍金は1500万ユーロ(約23億6000万円)ほどとされる。1日までの売却完了は問題なさそうだ。

問題はポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)。今夏に「バルセロナへ行きたい」発言で関係者を激怒させ、ディエゴ・シメオネ監督とも不仲だとされるストライカーを巡っては、現在も水面下でバルセロナとのクラブ間交渉が続いているという。ただ、24時間以内に何らかの形で折り合える可能性は低いようだ。

それでもなお、アトレティコはホイビュアの獲得を諦めていないとのことだ。

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