落書き被害が続く静岡市文化財の「安倍川橋」橋脚でも確認=静岡市

静岡市内の公共施設に落書きが相次ぐ中、国の登録有形文化財の安倍川橋(あべかわばし)の橋脚でも落書きが確認されたことが分かりました。

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これを受け、静岡市は警察に被害届を提出しました。

<坪内明美記者>
「安倍川橋には、このように赤や黒で書かれた落書きが、広い範囲にわたって確認されました」

静岡市によりますと安倍川橋の落書きは左岸側の橋脚3か所でスプレーのような塗料で書かれています。

8月28日に、付近をパトロールしていた静岡河川事務所の職員が発見し、市に連絡しました。

安倍川橋は、2023年8月に国の有形文化財に登録されたばかりで、市は9月4日にも文化庁へ「き損届」を提出し落書きの除去作業を行なうとしています。

静岡市内では、8月末に駿府城公園などでも相次いで落書きが確認されています。

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