伏木場所大相撲(伏木相撲愛好会主催、富山新聞社共催)は3日、高岡市伏木小相撲場で4年ぶりに行われる。本番を翌日に控えた2日は会場設営が行われ、愛好会員や出場力士ら約40人が土俵に水引幕を取り付けるなどして雰囲気を盛り上げた。
出場者の所属部屋や伏木地区3小学校の名前などが記された色鮮やかなのぼり20本が並び、土俵の仕切り線を引き直して周りを清掃した。本部席や客席のテントも設営された。
伏木相撲愛好会の高橋正剛会長(61)は「今年を再スタートと位置付け、今後につながる場所にしたい」と成功へ気合を入れた。
伏木場所大相撲は1990年に始まり、今年で31回目となる。当日は赤ちゃんから80代までの約100人が出場し、幕内(一般)、十両(小学4~6年)、幕下(同1~3年)、序の口(未就学児)、女子相撲に分かれて迫力ある一番を繰り広げる。幕内と大関の土俵入りや弓取り式も行われる。