中学生の硬式野球チーム「西松ボーイズ」の川久保結太さん=西有田中3年=が、8月に愛知県で開かれた世界少年野球大会に、西日本選抜チームのメンバーとして出場した。4番打者で準優勝に貢献し、「大きな舞台でプレーできて、いい経験になった」と話している。
大会は日本少年野球連盟の主催で10~13日に開催。日本を含めた6カ国から12チームが参加し、川久保さんは関西以西の西日本選抜チーム(選手20人)に佐賀県から唯一選ばれた。
チームは予選から決勝まで6試合を戦い、川久保さんは全試合に出場した。そのうち4試合で4番を担い、準決勝で二塁打を放つなど活躍した。守備は一塁手と外野の全部を守った。
大会に臨む前は試合に出ることが目標だったが、4番を任され、「うれしかった。プレッシャーはなく、普段通りのバッティングができた」という。左投げ左打ちで力強いスイングが持ち味。高校は野球の強豪校に進学する予定だ。(青木宏文)