そばとワイン、よく合う 上山、ソバの花見ながら楽しむ

ソバの花を眺めながら地元産のそばとワインを楽しむ参加者=上山市

 そばとワインを楽しむ催し「そばの花まじまじ見てみませんか?」が3日、上山市久保手のワイナリー・ベルウッドヴィンヤードで開かれた。参加者が満開の白い花を眺めながら、地元産のそばとワインを味わった。

 同市内のワイナリー周辺にはソバ畑が多くあり、これらを組み合わせて上山の魅力アップにつなげようと、上山そば生産組合(高橋源四郎会長)が社会実験イベントとして初めて企画。ワイン、観光の関係団体が協力した。

 この日は青空の下、蔵王連峰をバックにソバの花がじゅうたんのように広がっていた。参加者は打ちたてのそばをすすり、ワイナリー2社と若手農家グループが提供した7種類ほどのワインを楽しんだ。友人と訪れた会社員橋本佳奈さん(52)=寒河江市=は「日本酒とそばはよくある組み合わせだが、ワインとそばもよく合う。ソバの花を見ながら味わうことができ、とてもおいしい」と話した。

 10日には上山市原口のウッディファーム&ワイナリーでも同様のイベントを開く。

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