「まず原因をはっきりと」空自浜松基地周辺のPFAS検出問題 浜松市長が防衛大臣などに調査協力要望

航空自衛隊浜松基地の周辺から高濃度の有機フッ素化合物=PFASが検出された問題で9月4日、浜松市の中野祐介市長が都内で防衛大臣などと面会し、問題解決に向けた協力を要望しました。

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中野市長は4日、防衛省で浜田靖一大臣と面会し、基地内の調査を出来るだけ早く実施するよう要望書を手渡しました。浜田大臣は「具体的な調査方法と実施時期を早期に決めていきたい」と話しました。

その後、中野市長は環境省も訪れ、西村明宏大臣と面会。PFASの環境モニタリングを強化することや人体に及ぼす影響について、調査研究を加速するよう要望しました。

<浜松市 中野祐介市長>
「原因をしっかりはっきりさせるということ、その原因がはっきりしたら、その対策、どういったことができるのかということをお示しして取り組んでいく」

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