新型コロナ感染は「横ばい」でも予防を 広島

お盆が過ぎ、気になる新型コロナの感染状況です。県内では「横ばい」ですが、専門家は引き続きワクチン接種などの対策を呼びかけています。

県感染症・疾病管理センター桑原正雄センター長「この1週間、2週間、お盆を明けてから陽性者が非常に多かったと思うんですが、それが少し今は落ち着いているんですが」

県によりますと先月21日から27日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関当たり14.58人です。

前の週から2%ほど増えていますが「横ばい」となり落ち着いているとみられます。ただ、5月に新型コロナが5類に移行した直後と比べると約6.3倍の増加です。

4日には安芸高田市の小学校6年生の学年閉鎖、庄原市の中学校の学級閉鎖も発表されました。

桑原センター長「新学期が始まって子どもたちが集団生活をする、学生たちの集団生活もあるということで、そこでまた広がってくるんじゃないかということを少し危惧しているところです」

これまでと変わらず自分がかからない。かかっても人にうつさないために「マスクの着用」や「手洗い」「換気」に加え、やはり「ワクチン接種」が重要だそうです。

今月20日にはオミクロン株のなかでも最近まで日本で流行していた変異株のワクチン接種がスタートするということです。

桑原センター長「日常の生活、社会生活を回しながら社会生活をやりながら(予防する)ということなので(対策は)その状況に合わせて使って感染の拡大を防いでいただきたい」

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