富山商初戦は未来富山 秋季高校野球 43校38チーム出場

熱戦の組み合わせが決まった抽選会=富山市の呉羽ハイツ

  ●9日開幕

 来春の甲子園につながる第76回秋季富山県高校野球大会の組み合わせ抽選会は5日、富山市の呉羽ハイツで開かれ、組み合わせが別表の通りに決まった。9日に開幕し、43校38チームが熱戦を繰り広げる。夏の甲子園に出場した富山商は初戦の2回戦で未来富山とぶつかる。

 大会は第149回北信越地区大会の県予選を兼ね、県内4球場で試合が行われる。上位3チームが10月14~22日に福井県で開催される本大会に出場する。

 シードは夏の県大会を制した富山商と準優勝の富山北部、4強の高岡一、高朋。入善・魚津工、上市・雄山、八尾・富山西・呉羽・伏木がそれぞれ連合チームを組んだ。暑さ対策として夏の大会に続き、五回終了後に10分間の「クーリングタイム」を導入する。

 開会式は9日午前9時半、高岡西部総合公園野球場で行われ、第1、第2試合に出場する4校の選手が参加する。

 1回戦から準決勝まで、1日1試合と2試合の場合は午前10時、3試合の場合は同9時に第1試合が行われる。準決勝以降の試合会場は富山市民球場となり、3位決定戦は午前10時、決勝は午後1時半に始まる。平日予備日の第1試合の開始は午前9時半となる。

 試合会場は当初、砺波市野球場も使用する予定だったが、スコアボードの故障で大会運営に支障を来すとして見送った。

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