JA氷見市は4日、ハンドボール日本リーグ男子に今季から参戦した富山ドリームスの初勝利を後押しするため、氷見産米105キロを贈った。チームは11月のリーグ戦再開に向けて強化中。青沼健太主将(富山銀行)は「お米の力を使い、120%の力で勝てるように頑張りたい」と意気込みを示した。
朝日丘のJA氷見市本所で贈呈式が行われた。南勇樹組合長が「氷見はハンドボールの聖地。皆さんの頑張りが氷見の元気につながる」と躍進に期待した。
強化期間は9~10月の約2カ月間。筋トレを週3日に増やし、フィールドトレーニングも追加。強豪相手に当たり負けしないひと回り大きな体づくりを目指す。トレーニングで消費するカロリー量をもとに必要な米の量を算出し、JA氷見市に要請した。
贈ったのは氷見産コシヒカリの中でもブランド米「ひみ穂波」。ドリームスは週3回、おにぎり3個を全選手に配る予定である。
吉村晃監督は、開幕9試合を戦うなかで選手の体つきが足りていないとの指摘が出ていたと明かした。筋トレを増やすのに合わせて栄養摂取量を1.5~2倍にする目標を立てた。
リーグ戦の次戦となる11月11日は氷見市ふれあいスポーツセンターで福岡ゴールデンウルヴスと対戦する。