第2弾は「山形しょうゆラーメン」 米沢の企業と公益大同好会が協力

県民になじみのある調味料を使った「山形しょうゆラーメン」

 地域の特産品の企画開発を手がけるスマイル-リンク山形営業所(米沢市)が、東北公益文科大のラーメン同好会「麺恋(めんごい)の」の協力で、「山形しょうゆラーメン」を発売した。スープに本県でおなじみの、しょうゆ風調味料などを使った。昨年の塩ラーメンに続く第2弾。山形市のエスパル山形で5日、商品発表会が開かれた。

 スープのベースは、丸十大屋(山形市)の「味マルジュウ」。だしの強さに加え、甘みが感じられる。他にさかたの塩(酒田市)の塩も使っており、より深みのある仕上がりとなった。同好会が、調味料や麺選びから関わった。麺は試食を繰り返した上で細縮れの生麺に決めた。昨年、同好会と塩ラーメンを開発し、好評だったことから第2弾を企画した。

 商品発表会では、同営業所の関係者や同好会メンバーが開発の経緯などを説明した。会長の4年佐藤諒多さん(21)は「甘みのあるスープに仕上がった。SNS(交流サイト)などで発信していきたい」と期待を込めた。

 麺100グラムとスープが入り1食347円。県内の道の駅や土産物店などで購入できる。

山形しょうゆラーメンのスープの特徴などを説明する「麺恋の」のメンバー=山形市・エスパル山形

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