琴ノ若関“てっぺん”意欲 関脇昇進祝賀会・天童

トークショーで秋場所に向けた意気込みなどを語る琴ノ若関(中央)と佐渡ケ嶽親方(右)=天童市・滝の湯

 大相撲秋場所(10日初日・両国国技館)に新関脇として臨む琴ノ若関(佐渡ケ嶽親方=尾花沢市出身=の長男)の昇進祝賀会が5日、天童市の滝の湯で開かれた。本県好角家の期待を背負う25歳は「一日でも早くてっぺん(横綱)にたどり着けるよう稽古に励んでいく」と意欲を口にした。

 約300人が出席した。佐渡ケ嶽部屋と琴ノ若関の後援会長を務める二藤部洋おーばん社長のあいさつや花束贈呈などに続き、トークショーが行われた。佐渡ケ嶽親方が「早く大関になり、先代親方のしこ名・琴桜を襲名できるように頑張らせたい」と語り、琴ノ若関は「偉大なしこ名を継げるよう、日々精進していく」と先を見据えた。

 琴ノ若関は佐渡ケ嶽親方と共に各テーブルを回り、握手や写真撮影に応じるなどして激励を受けていた。

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