播州織や神戸レザー、三木金物 兵庫の逸品が神戸・元町の大丸に 千点を展示即売、産地コラボ品も

地場産業の逸品が並ぶ「ひょうご国」の会場=神戸市中央区明石町

 兵庫県内にある地場産業の商品を集め、気鋭の職人たちを紹介するイベント「ひょうご国~HYOGO産を世界に発信するPROJECT(プロジェクト)~」(神戸新聞社など後援)が6日、神戸・元町の大丸神戸店で始まった。播州織や神戸のレザー製品、淡路島の線香や三木の刃物など、約30の事業者による幅広い逸品計千点を展示、販売する。19日まで。

 神戸ファッション協会が昨年初開催し、今回が2回目。首都圏や海外への展開、2025年の大阪・関西万博会場で開かれる催事への出展を視野に入れる。

 同店6階には、播州織の「タマキニイメ」(西脇市)や豊岡のかばんを展開する「メゾン デフ」(豊岡市)など、次代を担う職人やクリエーターによる製品がずらり。神戸牛の皮革「神戸レザー」と杞柳製品、播州織を組み合わせたバッグなど、産地間の連携で生まれたコラボ品も並んだ。

 一部の製品は20~26日に札幌市の大丸札幌店でも販売。10月10~12日には、東京ビッグサイト(東京都江東区)でのファッション展示会「ファッションワールド東京」にブース出展する。(大盛周平)

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