男子ゴルフのシニアツアー「コマツオープン2023」(コマツ主催、公益社団法人日本プロゴルフ協会主管、北國新聞社、テレビ金沢など後援)は7日、小松市木場町の小松CC(6958ヤード、パー72)で開幕した。小松市出身の川岸良兼らプロ84選手、アマ3選手が3日間にわたって熱戦を展開する。
大会には、尾崎健夫、直道兄弟、片山晋呉、倉本昌弘、芹澤信雄、前回覇者の深堀圭一郎の各プロらが出場した。秋晴れの下、朝からギャラリーが次々と訪れ、トップシニアの技に目を凝らした。地元期待の川岸は、観客から大きな拍手を浴び、力強くティーショットを放った。
初日は、横田真一プロが前半9ホール終了までピンマイクを装着してプレー実況を行った。
コマツオープンは、コマツが1990年から支援してきたシニアツアーの発展を願い、2007年に主催競技会として同社発祥の地である小松市で始めた。
賞金総額は6千万円(優勝1200万円)、予選カットなしの54ホール・ストロークプレーで争われる。当日入場料は1500円で、65歳以上と高校生以下は無料となる。