プリズム福井跡地にできる新施設名「CURU-F 福井駅」に決定、どんな施設になる? 2024年3月16日オープン

福井駅コンコースから見たくるふ福井駅のイメージ
金沢ターミナル開発が示した「くるふ福井駅」の施設概要

 JR西日本グループの金沢ターミナル開発(石川県金沢市)は9月7日、福井県福井市のJR福井駅高架下のプリズム福井跡地に開業する新施設の概要を発表した。名称は「CURU―F(くるふ)福井駅」で、北陸新幹線県内開業と同日の来年3月16日にオープンする。店舗数はプリズム福井の1.4倍となる40店程度を見込んでいる。

 同社の山越健司社長が福井市の県繊協ビルで会見した。店舗面積は約3700平方メートルで、六つのゾーンで構成。東西に貫く自由通路を挟み、駅コンコース側は「銘菓や海産物」「地元で話題の和洋菓子」「カフェ・コンビニ」など。南側のプリズムマートがあった部分や新幹線高架下に拡張したスペースは「食品、生活雑貨」「総菜、デリカ」「お食事どころ」が入る。駅利用者だけでなく、地元の人の日常に彩りを添えるコンセプトとした。

 山越社長は「福井県初出店になるであろう全国ブランドのテナントや、金沢にもある人気店と出店に向け最終調整をしている」としたが、具体的なテナント名は公表しなかった。営業時間も現段階では未定としている。スーパーマーケットの出店はないと明言した。

⇒【グラフィック】くるふ福井駅、図で見るとこんな感じ

 名称の「くるふ」は「来る」と福井(Fukui)や楽しみ(Fun)などの「F」を組み合わせた造語。公募した案の中から、同社がアレンジを加えて決定した。

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