寮生への食事提供がストップした問題を受けて、提供業者の「ホーユー」と契約していた広島県立高校6校が、「ホーユー」に対して違約金を請求しました。
広島県教育委員会によりますと、ホーユーと契約し、寮生の食事がストップした県立高校6校は、既にホーユーに対し契約解除を通知しています。
さらに6校は、ホーユーに対し「違約金」としてあわせて数百万円の請求をしたということです。「約款(やっかん)に基づいて、金額を算出して請求した」としています。
広島県教育委員会 平川理恵教育長
「生徒に直接的に影響が生じている。事前の連絡もなく停止されたことは、誠に遺憾」
広島県教育委員会の平川教育長が8日会見し、早期に、食事の提供を再開できるよう別の事業者の選定を進めているが、厳しい状況だと説明しました。
広島県教育委員会 平川理恵教育長
「新しい業者を選定している。影響が大きすぎて、学校などいろいろな所で、ホーユーが関わっていた。受けてくれる業者がいなく、なかなか難しい状況。一日でも早く、子供たちに温かい食事を提供したい」