飛鳥Ⅱ4年ぶり入港 伏木港

4年ぶりに入港した飛鳥Ⅱ=高岡市の伏木港

 郵船クルーズ(横浜市)の豪華客船「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)が8日、伏木港に4年ぶりに入港した。9日には富山信用金庫創立120周年記念企画として、同港を発着のクルーズが実施される。

 飛鳥Ⅱは全長241メートル、幅29.6メートルで日本船籍最大の客船。6日に郵船クルーズの自主運行として博多港を出港し、8日午前9時に伏木に入港した。9日からの記念クルーズは10日に船川港(秋田)、11日に函館港(北海道)を経て12日に伏木へ戻る。

 8日は角田悠紀市長と中川加津代市議会議長らが飛鳥Ⅱを訪れ、関係者を歓迎した。

 角田市長は「これからもずっと(飛鳥Ⅱが)お越しいただけるよう、街を磨き上げる」とあいさつした。午前中には船内見学会も行われ、約60人が散策を楽しんだ。

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