黄金色の収穫 京都・長岡京の農家、こだわりの有機栽培で

猛烈な残暑の日差しの下で早くも稲刈り(長岡京市神足)

 猛烈な残暑の日差しの下で、早くも稲刈りが行われた。京都府長岡京市神足の農業伊辻忠司さん(69)の水田では、黄金色に実った稲の刈り取り作業に追われた。

 伊辻さん今年も6カ所の水田の約40アールにミルキークイーン、約20アールにコシヒカリを植えた。

 無農薬で除草剤も使わず、雑草との戦いの有機栽培にこだわる。近年は一部の水田で肥料も使わない自然栽培に挑戦。「自然栽培の水田は雑草も少ない。今年は発生したジャンボタニシが雑草を食べてくれて助かった」と喜んでいた。

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