山形・東沢で恒例「いも煮まつり」 出来たてを堪能

出来たての芋煮が振る舞われた試食会=山形市・唐松観音堂前河川敷

 山形市東沢地区の唐松観音堂前河川敷で8日、恒例の「山形いも煮まつり」が始まった。地域振興を目的とした住民主体のイベントで、初日は関係者約100人が参加して出来たての芋煮を堪能した。

 東沢観光協会(荒井英幸会長)が主催し、45回目。この日は市の関係者や地元住民を招いた試食会が開かれた。県産のサトイモを使ったしょうゆ味の芋煮が用意され、味わった人たちからは「とろみがあって、いいやんばいだ」との声も。荒井会長(64)は「新型コロナウイルス禍で長く我慢を強いられてきた中、おいしい芋煮を食べて喜んでもらいたい」と期待した。

 まつりは手ぶらで楽しめる芋煮会として親しまれ、今年は11月12日まで。5人から受け付けており、料金は1人1850円から。予約、問い合わせは東沢観光協会023(629)2032。

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