イタリア新監督スパレッティ、初陣は引き分けに 「チームはまずまずの試合をした」

[写真:Getty Images]

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が振り返った。

ユーロ予選のここまで1勝1敗で3位のイタリアは9日に北マケドニア代表とのアウェイ戦に臨んだが、1-1の引き分け。開始早々にチーロ・インモービレのゴールで先制したが、81分に許したFKから崩され、連勝を逃した。

初陣を飾れずのスパレッティ監督は試合後、イタリア『スカイ』や『RAI Sport』でこう感想を述べた。

「苦しかったのは試合がこじれたときで、守りの堅さを再現する準備ができていなかった。それ故、クリアボールを相手の中盤に奪われることが多かったね」

「しかしながら、チームはまずまずの試合をした。相手に多くは許さなかったが、時間とスペースがありながら適切なパスを出す根気が足りなかったね」

「我々にできる唯一はこの試合を分析し、改善点を見つけて、機能しなかったコンセプトに取り組むこと。ビデオで振り返るのは練習と同じくらい価値がある」

そんな64歳のイタリア人指揮官はまた、自身のデビューを振り返り、少しばかり高揚感もあったようだ。

「いつも少ししか眠らないが、感情があるのは当然だ。この試合はスタジアムだけでなく、イタリア全土、世界中のイタリア人もテレビの前で我々と一緒に戦っているのだから。彼らが我々を見て、判断してくれればと思う」

© 株式会社シーソーゲーム