F15戦闘機や戦車…大迫力の自衛隊パレードに観衆2万人 陸海空10部隊が福井県に集結

フェニックス通りをパレードする自衛隊車両=9月10日、福井県福井市
会場上空を飛行するF―15J

 陸海空3自衛隊による「福井市中パレード」が9月10日、福井県福井市中心部の通称フェニックス通りで行われた。鯖江駐屯地をはじめ石川県や京都府など近隣6府県から10部隊172人が集結し、徒歩部隊と車両が整然と行進した。

 自衛隊の活動に理解を深めてもらおうと、福井県内経済団体などでつくる実行委員会が主催し10回目。福井地裁前から大名町交差点までの約300メートルで、約2万人(主催者発表)がパレードを見守った。

 舞鶴音楽隊の演奏に合わせ、徒歩部隊約80人と、戦車や軽装甲機動車などの車両25台が観衆の眼前を進んだ。上空では、空自小松基地のF15戦闘機2機が、ごう音をとどろかせ並んで飛行。観衆はカメラで撮影しながら「速い」「すごい迫力」と歓声を上げていた。⇒【写真】大迫力のF15戦闘機

 福井市中央公園では、自衛隊車両や装備品の展示もあった。

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