10日に栃木県足利市大橋町1丁目のフカイスクエアガーデン足利(市民体育館)で開かれたバスケットボールB1宇都宮ブレックスのプレシーズンゲームの開始前に、早川尚秀(はやかわなおひで)市長らがワールドカップ(W杯)で大活躍した比江島慎(ひえじままこと)選手らに記念品を贈呈した。
授与されたのは、日本のパリ五輪出場権獲得に貢献した比江島選手と佐々宣央(さっさのりお)ヘッドコーチ、ニュージーランド代表としてW杯に出場したアイザック・フォトゥ選手の3人。市長や深井製作所の深井知(ふかいさとる)社長らが、市出身の書家・詩人相田(あいだ)みつをの作品「道はじぶんで」の額装や花束を贈った。
この日がチーム復帰後初の試合となった比江島選手。ファンに向けて、「ブレックスで成長して日本代表でいいパフォーマンスができてうれしい。今後はBリーグを盛り上げたい」と話した。約2200人が駆けつけ、超満員となった会場からは「比江島」コールが巻き起こった。