レアル・マドリードの大本命は変わらずエムバペ。”プランB”は進境著しいアルゼンチン代表FWか

写真:昨季には3冠に加えワールドカップも制したアルバレス ©Getty Images

来夏にフランス代表FWキリアン・エムバペ獲得を目論むレアル・マドリードは、エムバペ獲得を逃した場合のプランBとして、マンチェスター・シティのFWフリアン・アルバレス獲得を検討しているようだ。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。

アルバレスは2022年1月にマンチェスター・シティと契約を交わすと、半年間のリーベル・プレートへのレンタル後、7月にシティへ合流を果たす。シティでの1年目となった昨シーズンは、リーグ戦でFWアーリン・ハーランド、MFフィル・フォーデンに次ぐゴール数を記録。チームの3冠達成に大きく貢献したほか、カタール・ワールドカップでもアルゼンチン代表として世界王者に輝いた。

シティはアルバレスの活躍を高く評価しており、2023年3月には契約を2028年6月まで延長した。

その活躍ぶりに目をつけたのが、近年エムバペ獲得を目指しながらいまだ実現していないレアル・マドリードだ。2022年夏にはフリーでのエムバペ獲得が確実視されていたが、エムバペがパリ・サンジェルマンとの契約延長を発表したことにより破談に終わる。

レアル・マドリードは来夏、PSGとの契約が2024年6月までとなっているエムバペをフリーで獲得することを目指しているが、何らかの理由でそれが実現しない場合には、進境著しいアルバレスに白羽の矢を立てることになりそうだ。

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