「御城印」に姉帯城・土沢城が仲間入り 歴史や地域知る契機に

㊧江刺氏の家紋などを据えた土沢城の御城印 ㊨鏡の文様をあしらった姉帯城の御城印

 盛岡城や根城(ねじょう)(八戸市)など南部氏ゆかりの城館が連携して認知度向上や観光振興を目指す南部「御城印(ごじょういん)」プロジェクトに、一戸町の姉帯城と花巻市の土沢城が加わった。家紋などがあしらわれた御城印の販売がスタートし、関係者は歴史や地域を知る機会にしてほしいと願う。

 プロジェクトは2019年に始まり、北東北3県の市町村教委などが展開。姉帯城と土沢城の追加に伴い、加盟は3県15市町村の16城館に拡大した。県内は追加の2城の他に九戸城(二戸市)、久慈城、盛岡城、高水寺城(紫波町)、鍋倉城(遠野市)、花巻城が参加している。

 プロジェクトの問い合わせは八戸市博物館(0178.44.8111)へ。

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