京都府京丹波町下山の白土地区で、サッカーJ1京都サンガFCを応援する田んぼアートが見頃を迎えている。マスコットキャラクターのパーサくんと、チームスローガン「REV UP」の文字がくっきりと浮かび上がり、秋のさわやかな風にそよいでいる。
住民グループ「白土村つくり会」が、地域住民の交流を深めようと、毎年、キヌヒカリと赤米、黒米の苗で、サンガへの応援の思いを込めた図柄を描いている。
12日には絵柄を目立たせるため、周囲の稲を刈る作業が行われ、田植え体験をした下山小の5年生児童8人も参加。児童らは鎌を手に慎重に刈り取っていた。
男子児童(10)は「大きく育ってうれしい。サンガには引き続き頑張ってほしい」と笑顔で話した。
17日に全ての稲を刈り取る予定。同会の田渕敬治代表(70)は「サンガには残りのシーズン、勝ち点を取りに行く試合を見せてほしい」と期待した。