遠藤航に続く日本人選手獲得? リヴァプールが成長著しい菅原由勢の動向注視、移籍金は約32億円か

写真:守備面の課題に対処するべく、リヴァプールが菅原の獲得を検討?

日本代表MF遠藤航の所属するリヴァプールが、AZ(オランダ)に所属する日本代表DF菅原由勢に興味を示している模様だ。

今夏、リヴァプールは遠藤のほかに、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、アルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターといった中盤の選手を複数補強した。一方、守備陣に目立った主力級選手の補強はなく、今季ここまでのプレミアリーグではオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、元カメルーン代表DFジョエル・マティップ、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドら、近年チームの守備を支えてきた選手が出場を続けている。

リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』は「守備陣は今夏の移籍期間中無視され続けてきた」と報道。フランス代表DFイブラヒマ・コナテの負傷やファン・ダイクの出場停止もあり、「“レッズ”は4バック全体のバランスと厚みを欠いており、更なる補強の必要性が浮き彫りとなっている」と伝えた。

また、同メディアは、クラブが今冬や来夏の移籍市場に向けて計画を進めていることを報じ、DF補強の具体案も明示。それによると、クラブは現在AZでプレーする菅原の動向を注視している模様だ。

現在23歳の菅原は、すでにAZと日本代表で自身の存在価値を十分に示している。菅原とAZが結ぶ現行契約は2025年6月30日まで。『Liverpool.com』は「リヴァプールは守備面の課題に対処するべく、2,000万ユーロ(約32億円)ほどで獲得できる可能性がある菅原を狙うかもしれない」としている。

なお、『Liverpool.com』は「仮に菅原がリヴァプールに加入して右SBを務めることになった場合、ここ最近の試合でハイブリッドポジションを任されていたアーノルドは中盤の役割を任されることになるかもしれない」と分析している。

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