大分特産カボスと徳島特産スダチ「味比べ対決」 サッカーJ2対戦に合わせ企画【大分県】

来場者と交流する「カボたん」(左)と「すだちくん」=16日、大分市横尾のレゾナックドーム大分

 大分県特産のカボスと徳島県の特産スダチの生産者団体は16日、大分市横尾のレゾナックドーム大分で、サッカーJ2の大分トリニータと徳島ヴォルティスの対戦に合わせた消費拡大キャンペーンをした。

 県カボス振興協議会とJA全農おおいた、徳島県すだちゆこう消費推進協議会のメンバーがカボスとスダチを配り、どちらが好みか投票する「味比べ対決」をした。結果はカボスが558票、スダチが220票だった。

 試食した大分市出身で、東京都新宿区の会社員岩崎泰雅(たいが)さん(27)は「カボスはなじみの味でおいしい。スダチも爽やかな味がよい」と話した。

 マスコットキャラクターの「カボたん」と「すだちくん」も来場者と交流。ハーフタイムにはピッチにも立った。

 両県は今年から首都圏を中心に連携して販促活動などに取り組んでいる。県カボス振興協議会事務局の山本桂伊(かい)さん(30)=県おおいたブランド推進課=は「普段は同時に味わうことがないので、食べ比べで双方の魅力が伝わったのでは」と話した。

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