岐阜県高山市の観光施設では園内の「車田」で稲刈りが行われました。
車田は、かって伊勢神宮に供える米を作る神聖な田んぼとされ、今では高山市と新潟県佐渡市に残っているだけです。
郷土の風習を残そうと高山市の観光施設「飛騨の里」では1971年の開館当初から、車輪のように丸く稲を植える車田の田植えや稲刈りの風景を観光客に公開しています。
17日は職員がタカヤマモチの稲を丁寧に鎌で刈っていきました。今年は天候に恵まれ収穫は例年並みの90キロほどになるということです。
収穫されたもち米は天日干しにされ園内の行事などに使われるということです。