伝説の秘宝を求めて とちぎ花センターで謎解き企画展 「多肉とサボ展」

謎解きを楽しめる企画展

 【栃木】伝説の秘宝を求めて謎解きをしながら多肉植物を楽しむ企画展「多肉とサボ展〜古代トゲ文明とタニーク帝国の謎」が、岩舟町下津原のとちぎ花センター鑑賞大温室で開かれている。11月12日まで。

 大昔、サボテンたちが意思を持って暮らす国「古代トゲ文明とタニーク帝国」があった。その遺跡には王家に伝わる秘宝が隠されている-。そんな世界観の下、探検家になった気分でサボテンを見てもらおうと企画した。地図や壁画にあるヒントを頼りに遺跡に隠された暗号を全て解くと、ひねりの利いた「秘宝」が手に入るという。

 会場には、長く曲がったトゲを持つ「大鳳玉(たいほうぎょく)」や鮮やかな赤紫色をした「紫太陽」など150種類以上のサボテンを展示した。10月9日までの前半はサボテンを中心にトゲのある品種、同11日からの後半は他の肉厚な多肉植物を中心に展示する。

 担当の鈴木優(すずきまさる)さんは「サボテンのトゲや形の違いを楽しみながら、ぜひ謎解きに挑戦して秘宝を手に入れてほしい」と話している。

 午前9時半〜午後4時半(11月は4時、最終日は3時)。月曜休館。入館料は大人410円、小中学生200円。(問)同センター0282.55.5775。

とちぎ花センターの謎解き企画展
企画展「多肉とサボ展~古代トゲ文明とタニーク帝国の謎」のチラシ

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