ローマがモラタ獲得を検討へ、GMと代理人が会談…ネックは金銭面

[写真:Getty Images]

ローマがアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)の獲得に動いている様子。問題は金銭面にあるようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

今夏の移籍市場でもローマ移籍が浮上したモラタ。移籍は実現しなかったものの、ローマはストライカーの獲得を求めており、結果としてチェルシーからベルギー代表FWロメル・ルカクをレンタル移籍で獲得した。

ただ、ローマはモラタに引き続き関心を示している様子。ゼネラルマネージャー(GM)のチアゴ・ピント氏が、モラタの代理人と交渉を行ったとされている。

セリエAではユベントスで2度プレーしているモラタ。しっかりと結果を残し、本人もイタリアでのプレーを望んだ時期があったが、現在はスペインでプレーしている。

ユベントスも直面した問題の1つが金銭面。移籍金とサラリーの問題が浮上し、ローマもその問題を解決する必要があるという。

モラタの心情面はあまり問題はないようで、自身へのサポートが少ないスペインよりも、もともとイタリアでのプレーを望んでいたことが大きく働く見込み。かつての恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督が指揮していることも、ローマ行きに前向きになる要因と見られている。

ただ、契約解除条項にしても、移籍金にしても決して安価ではなく、またサラリーも安くはないため、ローマはオーナーとGMと共に検討を進めるとのこと。どのように交渉を進めて安く手にするのか、それとも断念するのかを決断するようだ。

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