浸水被害に備えて役場機能は2階以上に 新庁舎完成で式典 新たな防災拠点に 広島・海田町【動画ニュース】

広島県海田町の新たな防災拠点として海田町役場の新庁舎が完成し18日、記念式典が開かれました。

記念式典には住民や関係者などが出席し、陸上自衛隊の音楽隊が会場を盛り上げました。

海田町役場は耐震性の低さやJR線を高架とする連続立体交差事業に伴って、南昭和町に移転しました。おととしから、建設工事がはじまり、7月に新庁舎が完成。浸水被害などに備え、役場の機能は2階以上に集めています。1階にあるベンチには水をせき止める止水板を備えています。また、建物の柱部分は、地震の揺れを軽減する免震構造で設計されています。窓口の近くにはベビールームやキッズスペースもあり、エレベーターを設置するなどユニバーサルデザインをテーマにつくられています。

海田町 西田祐三 町長
「これまで以上に町民のみなさまに安全安心とより質の高い行政サービス提供を目指し、職員一丸となって取り組んでいく所存です」

新庁舎では19日から業務が開始されます。

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